レインボーブリッジの遊歩渡橋と南極観測船「宗谷」の見学

 

昨日までの寒風吹きすさぶ天気がすっかり収まり、暖かく穏やかな1日となった314日、史跡クラブの11人(男性4人・女性7人)は予定通り大宮駅を出発、新橋駅から「ゆりかもめ」に乗り換え10時半には芝浦ふ頭駅に到着した。

芝浦ふ頭駅の近くに「レインボウブリッジ遊歩渡橋」の入口エレベーターがあり、エレベーターを上るとそこは首都高速11号台場線である。右手に高速走行する自動車を横目で見ながら、左側に広がる東京湾の風景を眼下に見下ろして行く。

すれ違う通行人も少なく、どちらかと言えば外人さんが多いような気がします。対岸に東京タワーが見えてほっとしてみたり、豊洲の賑わいぶりに今更ながら感心してみたり、東京湾の発展ぶりに心奪われました。

あれやこれやと1時間で渡る予定が1時間半以上かかってしまい、昼食会場「CARESS」(カレス)に30分遅刻してしまった。遅刻しても罰金は無い。メニュウを見てもチンプンカンプンなので、「パスタA」を全員頼んだ。店員からは「辛いトマトを使用しているので、少し辛いかもしれない。」とアドバイスをいただいたが、確かに辛かった。                  昼食会場にて

「辛さを弱めるために何かないか?」と店員に尋ねたが回答はない。取り敢えず粉チーズを貰ってかけてみたら少し和らいだので、数人で粉チーズを分けて食べた。また飲み物のコーヒーにもミルクを頼んで入れたら、辛さを少し和らげることが出来た。コーヒーのミルクは無料だが、粉チーズは別会計で100円取られた。辛いパスタで新たな思い出が出来た。

昼食後、ゆりかもめ「お台場海浜公園駅」から「東京国際クルーズターミナル駅」に移動し、第1回南極観測船「宗谷」を見学する。こんな小さな船(2736t)でよく南極まで往復したものだと感動します。ちなみに、今の南極観測船「しらせ」は22,000tです。

「宗谷」見学後集合写真を撮り、「ゆりかもめ」で新橋まで行き、JR新橋駅前で解散しました。

15周年記念会からしばらくの再会ということもあり、お姉さまたちは大変お元気で、治療中のガンマンの筆者は電車に乗るたびごとに席を譲っていただき、大変助かりました。

いい天気と心おきないお喋りで、とても楽しい1日となりました。幹事のUさんには大変お世話になり誠に有難うございました。

                                                    文、写真提供・山内嘉雄

                     ーーーーーーレインボーブリッジ遊歩渡橋ーーーーーー

                     ーーーーーーー遊歩渡橋から見た景色ーーーーーーーー


      お台場海浜公園出口             海浜公園出口付近にて               辛いパスタ

      南極観測船「宗谷」の前にて               南極観測船「宗谷」

                                                 (令和6年3月18日アップ)


流山本町 江戸回廊を巡る

 

住みよい街ランキングが話題となり、大宮も上位になり興味をそそられましたが、つくばエクスプレス線とアーバンパークラインの乗り入れで交通至便になった流山に若者が集まり、住みよい街ランキング1位となったと話題になっていますが、それはさておき、史跡クラブの14人は、江戸時代から明治大正にかけて商業の中心地として栄え百数十年の歴史ある老舗が点在する流山の本町を探訪しました。

511日、参加者14名は大宮から予定通り武蔵野線新松戸駅に到着、新松戸駅から流鉄流山線の幸谷駅に乗り換え平和台駅に到着、流山本町江戸回廊巡りが始まる。

平和台駅から先ずは腹ごしらえに「味の民芸」で各自昼食をとる。準備万端整ったところで、上州・赤城山が崩れて流れ着き高さ10mの赤城山が出来たという「赤城神社」を参拝する。長さ6.5mの大しめ縄が凄い。参道には無患子(むくろじ)の木から実が落ちており、石鹸の代用にしたとか、ビー玉で遊んだとか、羽根つきに使ったとか、後期高齢者たちが童心に戻る場面となりました。

参拝後、「杜のアトリエ黎明」の庭を散策し洋画を拝見、「一茶双樹記念館」に向かう。みりんの開発者の一人といわれる秋元三左                赤城神社に参拝                        衛門と小林一茶の交流の場であった双樹亭の庭(枯れ池)を眺めながらの抹茶の喫茶はなかなか乙な気分でありました。

流山キッコーマンみりん工場の塀に「まちなかミュージアム」と称して流山の歴史を物語る絵のパネルが連なっているのを見ながら、「流山万華鏡ギャラリー&ミュージアム」に行く。見るからに古い国登録有形文化財の店舗の建物だが、1階はカフェ、2階に万華鏡作品を展示・販売している。万華鏡の世界はキラキラして何故か面白い。

最後は近藤勇陣屋跡に立ち寄るが、工事中のため通り過ぎるだけとなり、雨がちらついてきたので帰,路に着いた。 文、写真提供・山内嘉雄

 

 

              一茶双樹記念館                          双樹亭・石庭

      まちなかミュージアム                              杜のアトリエ黎明           流山万華鏡ギャラリー&ミュージアム

 

                                                    (令和5年5月17日アップ)


足袋蔵と“花手水のまち” 行田を巡る

 

3月上旬としては異例に暖かい39日(史跡クラブの定例日)に、足袋蔵と花手水に惹かれて、行田の昔は栄えていたが今となっては閑静な裏通りとなってしまったような街並みを散策した。

参加者16名は大宮と宮原から予定通りの列車に乗車し、吹上駅からバスで行田市中心部に向かう予定だったがバスに乗りそびれタクシーで最初の目的地の行田市商工センターに到着、1階の「観光情報館」で市内の特産品と色々な行田足袋を観る。

昼食まで時間があったので午後の予定を繰り上げ、「十万石ふくさや行田本店」に行き棟方志功が褒めたお菓子を買う。「足袋とくらしの博物館」は予約もしていないし休館なので外観だけを見て、昼食会場「忠次郎蔵」に向かった。

忠次郎蔵では手打ちそば・野菜天ぷら・ゼリーフライをいただく。筆者は満腹。

昼食後、「足袋蔵まちづくりミュージアム」に行き、案内人から足袋蔵についての歴史など丁寧な説明を受けた。

奈良漬けを買いたいとの提案があり、「山本食品」に行き奈良     漬 けを買う。16人がドドッと入ったので、店主と奥方は面食らっ              観光情報館前にて

たような状態になった。

次の「行田八幡神社」は「封じの宮」と称され、子供の夜泣きやかんの虫を封じる虫封じをはじめ、癌の病、難病や悪癖の封じ、お年寄りのぼけ封じなどの封じ祈願が継承されているとのことなので、筆者としては外せない。パワースポットの「なで桃」を、心を込めてナデナデした。

神社の裏手にあるTVドラマ「陸王」で登場した「イサミコーポレーション工場」の外観を拝見し、忍城主・成田氏が開基した「清善寺」で小休憩し、最後の目的地「市内循環バスターミナル」に到着、丁度いい時間のバスがあり無事帰路に着いた。

コロナ対策のマスクが徐々に緩和されるムードもあってか、史跡クラブ員13名の内12名参加とフリー参加の4名の計16名の予想外の大勢の参加となり、計画立案者としては大変うれしい。また、計画立案に当たってはA氏の助言・沢山の資料があったことをこの場を借りてお礼を申し上げます。   文、写真提供・山内嘉雄

      十万石ふくさや行田店                       十万石ふくさやの花手水

          昼食風景                  忠次郎蔵前にて           まちづくりミュージアムにて

       山本食品の花手水               行田八幡神社                八幡神社の花手水

                                                    (令和5年3月13日アップ)


中野区の史跡を訪ねて

          

コロナ禍のため計画しては延期となっていた史跡クラブの活動も漸く実行の運びとなり、111010:20大宮駅6番ホーム宇都宮線最後尾に集合となったが、宇都宮線で人身事故がありダイヤが大幅に乱れ、そんな時に連絡が取れない人が1人出てきたりして予定は狂うものの、そんなことにはお構いなく7人は、予定より半時間遅れて大宮駅を出発、池袋駅に着いた。

池袋駅から西口バス停の中野駅行きのバスに乗り、哲学堂で下車し、「哲学堂公園」に行き、公園内を散策しながら精神修養の場として井上円了が創設した四聖堂などを見て、公園の隣にある「蓮華寺」で井上円了のお墓を参拝、近くの食堂で昼食となった。

食堂は看板がラーメン店となっているのでラーメン専門店と思いきや、定食のメニューが豊富で、ご飯の盛り付けがまた半端ではなく、小ライスが普通の店の大盛り位なので、並ライスは超大盛でビックリです。都内では気取った店ばかりなのに、こんな時代遅れの店もあるのか!と妙に感心してしまいました。半チャンラーメンを頼んだ人は「半分でいいや!」と残してしまいました。 新井薬師公園にて集合写真

お腹一杯になった一同は、哲学堂から中野行バスに乗り新井薬師で下車、新井薬師公園を通り抜け、眼病快癒あらたか真言宗北豊山派寺院で梅照院とも言う「新井薬師」に参拝する。そこで集合写真をパチリ。

新井薬師から新井一円の総鎮守、別名新井天神、菅原道真を祀る「北野神社」を参拝し、予定コースを完了、やって来た道を戻って帰路についた。

お互いの安否確認を含め、良い天気と程よく紅葉した樹木に囲まれて、心置きなくおしゃべり出来たのは、日頃の自粛生活の憂いを吹き飛ばす良い一日となりました。

             文、写真提供・山内嘉雄

 

 

              北 野 神 社

       中野哲学堂公園入口                中野哲学堂公園内               井上円了墓地  

        昼食会場                  新井薬師公園                新井薬師公園入口

                                                     (令和4年11月14日アップ)