「角川武蔵野ミュージアム」を見学する

 

絶好の行楽日和となった1013日、2020年にオープンした「角川武蔵野ミュージアム」に行って来ました。

「角川武蔵野ミュージアム」は、図書館・美術館・博物館をまぜまぜぜにした“複合文化施設”とのことですが、本は沢山あるけど本は貸しません。

今回、「古代エジプトの教科書展」というテーマで古代エジプト文明に関わる色々な展示が1120日まであります。歴史好きのMaさんから見学に行こうとの提案があり、募集したら5人行くことになりました。

Maさんが「気まぐれ見学会」というタイトルでキッチリ計画書を作成して頂き1013日をワクワクしながら待っていたら、Maさんからご家族の都合で行けなくなったとの事。日程の変更など検討しましたが、Maさんには申し訳ありませんが4人で行くことになりました。

当日はそれぞれのルートで武蔵野線に合流、11:37東所沢駅に到着、歩くのが苦手の2人がいたので、駅前からタクシーでミュージアムの近くのバーミアンに行き、腹ごなしの昼食とした。タクシーの運転手さん(女性)には近くて4人で基本料金の500円で申し訳なかった。               

バーミアンから「東所沢公園」を抜けるとそこは「角川武蔵野ミュージ              東所沢公園にて

アム」です。建築のデザイン監修はオリンピック会場となった国立競技場をも設計した隈研吾氏で、大地の力強さを表現するため50x70センチに削り出した約2万枚の石板で建物全体を覆っています。

2階のチケットカウンターで「常設エリア」と「古代エジプトの教科書展」の組切符(3000円)を購入し、4階の「古代エジプトの教科書展」に入ると薄暗く少し気持ちが悪い感じだったが、中に入るとそこはもうすっかり古代エジプトのピラミッドの中に入ってしまったかのような雰囲気です。動画とフラッシュ撮影は禁じられているので報告用写真が不鮮明で申し訳ありません。展示会場の真ん中あたりで、筆者は「マリオのような少年がピラミッドを登っていくというゲームソフト」をやる破目になり、ゲームソフトなどインベーダーゲームを喫茶店で少しやった位で全く慣れてはいないものの何とか頂上まで到達したら、係員から「お父さん上手いね」と声を掛けられ、何才になっても褒められると嬉しい。

 

エジプト展を見終わり「常設エリア」に移動する。角川の名がこれでもかと思われるくらい本の洪水に圧倒される。「ブックスリート」や「アティックステップ」を抜けると「本棚劇場」です。45階の吹き抜けで約8mの巨大本棚に囲まれた図書空間である。本棚を舞台としたプロジェクションマッピングも上映されていたが、疲れてきたのでここで終了とし、気分を変えてミュージアムの隣のタリーズコーヒーで一服、帰りはバスで東所沢駅に行き武蔵野線でそれぞれ帰路に着きました。

                      ーーーーーーーーー古代エジプト展ーーーーーーーーー

       ブックストリート                        角川武蔵野ミュージアム

        本棚劇場

                                               (令和5年10月19日アップ)


春色の競演・権現堂桜堤のお花見

今年のお花見はどうしようか?と迷っていたら、校友会員との雑談の中で権現堂の菜の花とソメイヨシノを見てみたいという声があり、班活動の延長で案内をしたところ9名が集まった。

関東の今年の桜の開花は早く、日程を331日に設定したものの、それまで桜は咲いていてくれるだろうか心配になり、「ウバ桜を見ることになるかも知れない」などとご婦人に失礼なボヤキをしたが、開花後は冷たい雨の日が続き、実行日前日の朝日新聞には「春色の競演 幸手・権現堂桜堤」桜は満開、菜の花は7分咲き、4年ぶりに「幸手桜まつり」が開催中とあり、花の様子には安心したが、このニュースで大混雑にならなければ良いが!などと余計な心配をしてしまった。

1010分に東武大宮駅を出発、岩槻・春日部で1人ずつ合流し、予定通り幸手駅に到着、バス組と歩き組と二手に分かれ、権現堂に向かった。

権現堂桜堤の桜の回廊を歩いていると、花嫁花婿のカップルの撮影会があったりして、お花見気分が盛り上がってくる。桜堤を半分位進んだところで堤下の広場に下り、シートを広げ、飲める人は花見酒、飲まない人は昼食となった。菜の花の甘い香りの中、ソメイヨシノの花びらを浴びながらの会食は格別である。                                       桜と菜の花の有名な風景                                      

良い天気と綺麗に咲いた桜と菜の花に囲まれ、心豊かな一日となりました。

 

 

                 桜満開の下で食事風景                        花嫁、花婿も散策

       桜堤を歩く             朝日新聞にも掲載

 

                                                  (令和5年4月4日アップ)


岩槻・久伊豆神社で初詣

 

毎日寒い日が続き出かけるのも億劫だが空元気を出して、8班として初詣をすることにしました。旧大宮市民としては関東一統を束ねる氷川神社が適当なところだが、岩槻住人のOさんに敬意を表して、久伊豆神社に決めました。    

1511時、東岩槻駅に集まり近くのガストで腹ごしらえをしてから出発することにしたが、ご近所にお住いの3班の I さんに「お昼を一緒にどうですか?」とお誘いしたら快諾を得たので、4人+1人=5人の昼食となり、東岩槻の今昔やお互いの情報交換でお喋りが盛り上がった。

さんとはお昼だけで別れ、Oさんのハイブリッド車で最初は慈恩寺に行きました。天長年間(824834)の創建で「開山の慈覚大師が修行した唐の大慈恩寺に風景が似ているので慈恩寺と名付けられた」というだけあって立派なものですが、未だ松の内というのに参拝客が少ないのは残念でした。

慈恩寺の近くの慈恩寺親水公園に立ち寄りカイツブリが元気に潜水しているのを見、参拝者を門前払いする(檀家だけが入門可)大龍寺に立ち寄り、本来の目的地・久伊豆神社に到着、鬱蒼とした参道を通り抜け、祭

神・大己貴命で岩槻の総鎮守に、今年1年の無病息災を祈願し、朝香宮から贈られた孔雀の末裔たちを見、日本庭園の前で集合写真をパチリ。             東岩槻のガストにて

 

久伊豆神社から岩槻人形博物館に移動、東玉・人形の博物館とは趣の変わった展示をしており、量的には少ないものの人形の製作工程などが分かりやすくなっている。玄関には今流行のフィギュアパネルがあり、ここでも集合写真をパチリ。

最後は城と城下町を囲んでいた土塁の名残を残す愛宕神社に参拝して、初詣の行事を終えました。

サイゼリアで一服して解散しましたが、お寺参りが多かったせいか葬式やお墓が話題となり、正月早々何となく厳粛な気持ちになりました。

                                                     文、写真提供・山内嘉雄

 

         慈恩寺               慈恩寺親水公園のカイツブリ            久伊豆神社参道

       久伊豆神社に参拝              久伊豆神社の孔雀               久伊豆神社庭園

         岩槻人形博物館                    愛宕神社

                                                 (令和5年1月8日アップ)


ピアノとトランペットと朗読のひととき

 

616日の9期校友会・連絡会に行く前の8班の昼食会の雑談で、Mさんから「<ピアノとトランペットと朗読のひととき>という地域のアーティストの共同企画があり、それに申し込んでいるので抽選に当たったら如何ですか?」というお誘いがあり、断ることを知らない8班メンバーは即参加することになりました。

 

数日後、抽選に当たったとの連絡があり、場所が東武スカイツリーライン大袋駅から徒歩5分の越谷市北部市民会館なので、それぞれ東武線の大宮駅・大宮公園駅・岩槻駅・武里駅から先頭車両に乗って大袋駅に到着、駅の近くで昼食後、市民会館に行くことにしました。

 

 

718日正午、予定通り大袋駅に4人集まり、駅近くの食堂を探したがなかなか見つからない。雑貨屋のオジサンに聞いたら、大袋駅の周辺には適当な食堂はないけれども、キッチン浜というところを教えて貰い、お値段の割には美味しい600円のランチで腹ごしらえをし、越谷市北部市民会館に向かった。         越谷市北部市民会館全景→

 

演奏会は「アート(芸術)でまちを元気にしたい」という想いから、市内及び近隣で活躍しているアーティストによる舞台芸術を通して感動を共有するという目的で、今回はピアノとトランペットと朗読による発表となりました。

 

ピアノとトランペットの音楽だけではなく、演奏する曲のエピソードや島崎藤村・芥川龍之介の曲への関わりなどを朗読で紹介するので、右脳ばかりではなく左脳も刺激されます。特に朗読は静岡放送・NHKJWAVEなどでニュースを担当されたアナウンサーなので、メリハリのある朗読に聞きほれてしまいました。

 

 

演奏会の後は、引っ越したばかりのMさんの家で演奏会の感想やカラスの話など雑談をしてから解散しました。珈琲とアイスクリームご馳走さまでした。  文、写真提供・山内嘉雄

 

←越谷北部市民会館入り口付近

 

          開演前                 キッチン浜                   ランチ

 

                                                     (令和4年7月24日アップ)


さらば「サトエ記念21世紀美術館」

 

ゴルフ研修会の例会に行く車中で、M氏から「サトエ記念21世紀美術館が今月626日をもって閉館するけれど、それまでに見たい絵があるので行く予定です」との話があり、是非小生も同行したいと話したら快諾をいただき、8班に声を掛けたら1名参加となり、計3名で610日サトエ記念21世紀美術館に行ってきました。

M氏の運転で歩くこともなく美術館に到着、こじんまりした入り口から入ると彫刻で散りばめられた庭が待っている。庭を少し散策してから展示館に入るとそこは、総ヒノキのワンフロアの造作で自然と人に優しい空間となっている。

閉館にちなみ、最後の展覧会として「芸術への想い展~21年の歩み・美術館を支えた芸術家たちを中心に~」をテーマに、浦和ゆかりの小松崎邦雄やM氏の好きな藤井勉など美術館と縁の深い8人の芸術家たちの油彩画や彫刻作品を中心として一堂に集めて展示している。

十分に美術品を堪能した後は、JA南彩グリーセンターの食堂に寄り、麺の昼食でお腹を満たして帰りました。  文、写真・山内嘉雄

                  サトエ記念美術館・入り口➡      

 

 

     サトエ記念美術館・庭園          小松崎邦雄作・稲穂のつどい            JA南彩で麺の昼食

 

                                                    (令和4年6月21日アップ)